時代を読んで、生き方を考えて、行動を起こす。メモからアイデア。メモで自己分析を深めて価値経済へ
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自分は何をしたいのでろう? 何になりたいのだろう? て思ったことはありませんか? 思いや考え、アイデアからは何も生まれない。それに向かって行動を起こすことが大切。行動を起こせば出会いがある。メモ魔で有名な前田裕二さんのお話です。
時代を読んで、生き方を考えて、行動を起こす。メモからアイデア。メモで自己分析を深めて価値経済へ
メモ魔で有名な前田裕二さんは、就職活動の時の自己分析を深めるために書いた自己分析ノートが30冊を超えたそうです。これだけ自己分析していたら、就職時に面接の質問などは考えなくてもスラスラ答えられますよね。
前田裕二さんは新卒で入社したUBS証券時代に、心から盗みたいと思えるスキルをたくさん持った上司の完コピを目指したそうだ。全てを模倣し吸収することが成功への近道だと考えたそうだ。証券会社で実際に結果を出し、DeNAに入社してその後にSHOWROOM設立。
SHOWROOMのメッセージで前田さんがある海外での旅の途中、青い寝台列車の中で足が不自由な少年が近寄ってきて身振り手振りで何かを訴えた後、両手を器用に使って二本の棒でドラムの真似事を始めました。
「足は不自由だけど、かわりに残された手を使って人を楽しませる事ができる。僕のパフォーマンスが良いと感じたら、お金を恵んで欲しい」。そう言われたのだと思って、その時持っていたお金を手渡したそうだ。一方、周りに座っていた人達は怒って、少年を別の車両に追いやった。
その少年の後ろ姿がとてもやりきれなく、今でも脳裏に焼きついていて、何らかの環境や制約条件によって夢が叶わない人が多く存在するならば、その制約を取り払うことが自分のミッションではないのかと思ったそうです。
メモから生まれた「SHOWROOM」
そこでパフォーマンスとテクノロジーの融合をSHOWROOMは実現し、みんなの人生のエンターテインメントを後押ししている。そして「夢中」という言葉が大好きな前田さんは「夢中」には2つの意味があって「1つは、自分自身が夢を持って夢中になる事。」「2つ目は誰かの夢の中に入る事。誰かの夢が自分の夢になる事。」
簡単に言うと「夢を持って夢中になる」「夢を持って夢中になっている人を応援して共に夢を見る」そんな人たちのためにフェアで温かい世の中を創ることが、SHOWROOMの経営理念であり、存在意義と言う事です。
これは物心がつく前に父を亡くし、8歳の時に母を亡くして10歳年上の兄と、親戚の家に引き取られる間はしばらく兄と2人暮らし。コンビニでバイトをしようとして断られ、親戚のお兄さんにもらったギターを必死で練習して、路上ライブでお金を稼ごうとして上手くいかなかったりと、自分の体験とも足の悪い少年の後ろ姿が重なったのかもしれません。
困っているのに働きたくても働けない、働く機会すら与えてもらえない。そういった世の中の不平等さを経験したからこそ、世の中の不幸をテクノロジー使って誰でもがフェアにエンターテイメントを発信してお金を稼げるシステムを作りたかったのかなと思ってしまいます。とにかく夢中になって頑張っている全ての人が平等に使えるような、温かい世の中を創るシステムを作ることが使命なのかなと思います。
メモの魔力 The Magic of Memos:前田裕二著(幻冬社)
前田裕二さんと西野亮廣さんの初めての出会い
2016年に前田さんと西野さんが初めて対談している。フジテレビ系のその動画がFODプレミアム「ハミダシター」で今なら無料で見ることができる。とてもためになるし西野さんのドキドキ感や楽しそうなのが伝わってくる動画なので是非見て欲しい。
意気投合した前田さんと西野さん。それ以来、お互い刺激を受け尊敬が出来、仲良くしている事を考えると西野さんの、次の大きなプロジェクトの絵本「夢幻鉄道」は前田さんの話に、少なからず影響を受けているのかなぁと勝手な想像をしてしまう。
二人とも2016年のこの頃から「信用経済」「価値経済」に変わっていくと言っている。時代の変化に柔軟に素早く対応できる各業界の異端児たちが、これからの時代をになっていくのだろう。応援し見守っていきたい。
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