共感してほしい女性、解決したい男性
女性との関係の中で相談されたことはないだろうか。妻や恋人や女性友達や部下との間での話です。例えば、ある問題で相談された時に、女性が話している途中に、解決策が浮かんだ男性は「それならこう、こう、こうだからこうすれば良いんじゃない」と真剣に答えたのに女性が不機嫌になってしまった事はないだろうか? 自分の中では彼女のために、考えて最高に良い答えを出したのにである。
解決策を考えて答えたのに、なぜ、こんなことが起こるのだろうか? まったく分からない人は男兄弟で育ったのではないでしょうか。実際に私も男兄弟の中で育ったので最初の頃はまったくわからなかったし、男性脳と女性脳の違いがあることもわかりませんでした。女性の相談とは男性が考える相談ではないということです。
共感してほしい女性、解決したい男性
では女性の相談とはどういうことかというと、女性脳の思考は一番わかってほしい人に困っていることを話し、共感してもらいたい労ってもらいたい。共感によって安心したい。安心することによって不安事がなくなる。解決というプロセス。それとは違って男性脳は特に好意を持っている女性に相談されると、なんとか解決してあげたい。頭をフル回転して早期に解決策を教えてあげたいと思う。
これだけ相談という言葉の認識が、女性脳と男性脳で違えば噛み合わないはずだし、特に男性として優秀で真面目な人ほど要領を得ないことをして女性を不機嫌にしてしまう。優秀なので女性の相談を真剣に考えながら聞いているので、共感どころか相槌さえうたない。優秀なので女性の話しの途中で、解決策を見つけてしまうので途中で話が終わってしまう。
男性は早く解決したいので最高に良いことをしたと思っているが、女性からすると相槌すらうたないので、この人話聞いてるのかしら、なんで途中で解決しちゃうの? 最後まで話させてよ。そして共感して慰めてよ。安心させてよ。不機嫌になる要素が満載である。
女性とうまく付き合うには、えこひいきしてあげる
それでは女性と出来るだけ上手に付き合うのにはどうしたら良いか。女性脳と男性脳の違いを知っておくことだと思う。
男性脳は長らく狩猟をしてきたので、遠くのものに敏感で距離の認識力が高く、俯瞰から物事を把握するようにできているようだ。なので近くの妻や恋人より常に遠くに意識がいっているし、俯瞰から物事を判断するので妻や恋人をえこひいきすることがない。これだけでも女性にとっては不機嫌どころかイラつかせる要素満載でしかない。
一方、女性脳はというと、赤ちゃんを胎内で成長させ、産んだ後も授乳する間、自分が健康で安全でなければいけないので、少しの危険に対しても脳が強く反応してインプットし、後の同じ危険のために備えて対処するようにできているようだ。なので少しの危険にもストレスを感じてしまうので、共感されることによってストレスを解放し、えこひいきされることで安心する。
それでは男性はどうしたら良いのか。女性の話しを共感する相槌をうちながら最後まで聞いてストレスを解消してあげて、どんなことがあってもえこひいきしてあげなければいけない。しかしながら俯瞰から物事を把握する男性脳は、できるだけ平等に判断するようにできているので難しい。
要するにえこひいきとは、あからさまに特別扱いをしてあげれば女性は良い気分になって安心するということだ。これを読んだ男性諸君は自分がストレスを溜めないように配慮しながら、たびたび実践してみてほしい。
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