ブログの書き方。文章力をつけるには
ブログを始めてみて、こんなことを思う人は少なくないのではないだろうか。実際に私もそうでした。「自分の文章は下手だなぁ」とか「こんなことを書いて誰が読むんだろう?」とか「もっと皆んなに読んでもらいたいなぁ」などと思ったりする。それでは上手な文章、読んでもらえる文章とはどう言った文章なのだろうか?
ブログの書き方。文章力をつけるには
まずは自分が伝えたい事柄があるとして、「何故、自分がこれを伝えたいのかな」と考えた時に文章の筋道が立ってくるのではないだろうか。自分が困っていること(何かの問題)、こういう風に問題を解決した(結果)、実際に調べたり、経験をしてみてこうしてみた(解説)、そして今はこうなりました(根拠)。
どういうことかというと、自分が実際に困った事というのは、同じ事で困っている人がいるという事なんのだ。それを自分はこんなことをして解決しました。という体験の記事は同じ事で困っている人にとっては、とても読みたい記事で読む価値があるということです。
話を戻して解説をすると
- 読者が抱えている問題 → 文章が下手、読んでもらえない
- 結果、解決 → 文章が上達、読みやすい文章
- 読者の読む価値 → 文章が上手くなるコツを解説
- 結果の根拠 → 読者が増えた
こんな感じでまずは文章の組み立て(筋道)を立てるということです。これは一般的な文章の書き方というよりブログの書き方かもしれません。結果を出すための解説の方に重きを置いているからです。なぜならよくブログのタイトルで見られる、「文章力をつけるために知っておきたい5つの◯◯」みたいな、解説=読者の読む価値に比重を置いている文章の書き方だからです。
とにかく、いきなり書いて伝えたいことを羅列するのではなく、書く前に設計する事が大事ということです。あとはひたすら文章を書き続けるということ。書いているうちに自然と書き方が身について、伝えたい部分が明確に読者に伝わるような文章になっていきます。
文章力をつけるにはブログを書く前に筋道を立てる。
読者が困っていること、抱える問題 → 結果 → 解決の方法 → こうなりましたという根拠
私も上記のことを頭に置いて、文章を進めていくようにしています。職業柄、プレゼンをする時にも例えば、御社の問題点は中高年には認知されていますが、若年層はまだ知られていないので、今までのオーソドックスなデザインをやめて、今回は多少尖った遊びのあるデザインにしましょう。こんな感じで問題や疑問が文章において、お笑いでいうところの掴みですね。
日本に生まれて、日本で育ったので当然日本語が話せます。みなさんも当然日本語で文章も書けるでしょう。しかし、いざ書き始めていくとアレも書きたい、コレも書きたいとなって、書き終えた後に読んでみると、何を伝えたいのかが分からない文章になっていたりします。
こうならないためにも、文章を書く前にたった4つの設計を立てて置く事が大事なのかなと思います。それではみなさんも、このことを頭の片隅に置いて書き続けてください。最後までお読みいただきありがとうございます。
もっと詳しく知りたい人は「伝わるシンプル文章術」飯間浩明著がオススメです。